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ジンの歴史と魅力|薬用酒から現代のクラフトジンブームまで徹底解説

薬用酒として誕生し、世界中で愛されるスピリッツへと進化した「ジン」。その波乱万丈な歴史から、現代のクラフトジンブームまでを徹底解説します。ジンの奥深い魅力を知れば、次の一杯がもっと美味しくなるはず!

ジンの誕生:薬用酒としての始まり

ジンの歴史は、11世紀のイタリアやオランダの修道院にまで遡ると言われています。当初は嗜好品としてではなく、解熱や利尿作用を目的とした「薬用酒」として造られていました。特に、ジュニパーベリー(杜松の実)をアルコールに漬け込んだ「ジェネヴァ」が、現在のジンの原型とされています。17世紀にオランダの医師シルヴィウスが、熱病対策としてジュニパーベリーを用いた蒸留酒を開発したという説も有名です。

イギリスへの伝来と「ジン・クレイズ」

17世紀後半、オランダからイギリスへとジンが伝わります。当時のイギリスでは、安価でアルコール度数の高いジンが労働者階級の間で爆発的に流行しました。この現象は「ジン・クレイズ(狂気のジン時代)」と呼ばれ、社会問題にまで発展しました。その後、政府による法規制や製造技術の向上を経て、ジンは徐々に洗練されたスピリッツへと進化していきます。

ロンドンドライジンの誕生とカクテル文化

19世紀に入ると、連続式蒸留機の発明により、雑味のないクリアなアルコールが大量生産できるようになりました。これにボタニカル(草根木皮)で風味付けをしたのが、現在主流となっている「ロンドンドライジン」です。スッキリとした味わいはカクテルベースとして最適で、マティーニやジントニックなど、数々の名作カクテルを生み出し、世界中のバーで欠かせない存在となりました。

現代のクラフトジンブーム

そして現代、ジンは新たな黄金期を迎えています。世界各地の小規模蒸留所が、地元の特産品や独自のボタニカルを使用した「クラフトジン」を次々と生み出しています。日本でも、柚子や山椒、緑茶など和の素材を取り入れたジャパニーズクラフトジンが世界的な評価を得ており、その多様性と奥深さは多くの人々を魅了してやみません。

ジンの歴史に思いを馳せながら、札幌すすきののカジュアルカラオケバー「BAR UKN.」で、あなた好みのジンを使った最高の一杯と楽しい時間をお過ごしください。

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